COVID-19で始まりCOVID-19で終わる2020年。
私の住むラスベガスでは、NYE(ニューイヤーズ・イヴ)に、ストリップ(ラスベガスのホテルがある大通り)でカウントダウンの花火が毎年恒例となっています。
道路はシャットダウンし、ストリップは人で溢れ返るのです。
大晦日は有名人がコンサートを開いたり、ホテル&カジノ内のナイトクラブではカウントダウンパーティーを行ったり。
とにかく、外も中も人・人・人で溢れていて、アルコールが入っているグラスはプラスチックのカップになり、ビール瓶も持っていてはいけないので、ビールを買う時にバーテンダーがプラスティックのカップに入れてくれます。
私は、大晦日は必ず仕事なので、この人の溢れかえっている状況で、煙たいカジノ内で酔っ払い相手に仕事をしていました。
ところが、今年はCOVID-19で・・・カジノ&ホテルが営業再開しても私の職場は閉鎖中。
何十年ぶりでしょうか?大晦日を家で過ごしています。
今年はストリップで花火は上がるものの、カウントダウンはヴァーチャルになるそうです。
時代が時代だからヴァーチャルがありえる。
授業や、ミーティングも、コンサートやファンミ等のイベント、ラスベガスで行われる大きなコンベンションもヴァーチャル。
時代が違ったらどうなっていたのでしょうか?
便利な時代になったなーとつくづく思います。
Manaが大人になる頃、あと10〜20年後には、本当に人と接することがなくなるのかな?
2020年は地球と自然、そして人間とテクノロジーについて考えさせられた1年でした。
また、このCOVID-19がきっかけで、Manaの学校も閉鎖となり、オンライン授業になったおかげで、Manaが学校で何を勉強しているのか?アメリカの学校では何を教えているのか?(日本のように文部省指定の教科書が無いので、郡の教育機構のガイドラインに従って先生が独自で事業を進めます)を観察することができて、そしてこのブログを始めるきっかけになったこと、子育ての一番大事な時期に職を失ったおかげで、子供のそばにいられたこと、COVID-19がなかったら経験できなかったことや考えもしなかったことが沢山あり、人間として少しは成長できたのかな?とも思います。